前撮り・フォトウェディング 華雅苑
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【2024年最新】結婚式を挙げる割合は?挙げない人の意見とは
結婚式を挙げるかどうかは、多くのカップルにとって大きな選択です。
最近では、結婚式を挙げない「ナシ婚」や、少人数での「小さな結婚式」など、結婚式に対する価値観が多様化しています。
この記事では、結婚式を挙げるカップルの割合やその傾向、背景にある理由について解説し、これから結婚を考えるカップルにとって参考になる情報をお届けします。
結婚式を挙げる割合と推移
当社では100組のカップルを対象に、結婚式を挙げるつもりかどうかというアンケート調査を実施しました。
結果はご覧のとおり、「挙げない」が最も多く42%、「検討中」「挙げる予定」と答えたカップルがいずれも30%前後となっています。
筆者個人としては6割くらいのカップルが結婚式を挙げるものだと思っていたので驚きの結果でした。
「検討中」の中からさらに「挙げない」カップルが出てくることを考えると、実に半数ほどが結婚式を挙げないということに。
ちなみにマイナビウェディングが2023年に実施した調査でも45.3%(※)のカップルが結婚式を「挙げない」と回答しており、弊社の調査とほぼ同様の結果となっているため、調査対象の偏りはないことがおわかりいただけるでしょう。
※:https://www.mynavi.jp/news/2023/09/post_39825.html
過去数年間での推移
過去10年間ほどの日本における結婚式の実施率は、コロナ禍でガクッと落ち込んだあと、回復の兆しを見せていません。
2019年までの結婚式の実施率は80%程度であり、ほとんどの夫婦が結婚式を挙げたことになります。
その後は世界的なパンデミックの影響もあり実施率は大きく減少。withコロナと呼ばれる昨今、結婚式の実施率は回復するかと思われましたが、コロナ前の水準まで回復していないのが現状です。
結婚式を挙げない「ナシ婚」や小規模な結婚式を選ぶカップルの割合も増加しており、特に若年層ではその傾向が顕著です。
コロナ禍を経て、オンライン結婚式やフォトウェディングといった新しいスタイルも浸透し、多様化が進んでいます。
結婚式を「挙げない」カップルの意見
当社ではアンケートの際に理由も答えていただきました。
まずは結婚式を「挙げない」と答えたカップルの意見から見ていきましょう。
・二人で話し合った結果、資金集めも困難だと判断して挙式は諦めました。
・そもそも挙式への関心が低かったです。
・必要性を感じないので、挙げない方向で考えています。
・年齢も年齢の為、式は行わない予定です。
・親族が少なく、身寄りもいないし、経済的に余裕がありません。
・招待できる方が少ないので挙げないことになりました。
・結婚式をするほどの貯金がないので、挙げません。
・フォトウエディングだけにしようと考えています。(同意見多数)
・費用の関係もあり、結婚式を挙げる以外でも思い出に残るフォトウェディングを検討しています。
・挙式をしなくても結婚した証になるからです。
・式にお金を使うよりも他の事に使いたいからです。(同意見多数)
・相手がバツイチであり、披露宴などの予定もないためです。
・結婚式に憧れがないこと、招待する友人が多くないことが理由です。
・かかる費用を趣味や日常生活の質を上げることに使いたいことが大きな理由です。
結婚式を挙げることを「検討中」のカップルの意見
続いては「検討中」のカップルの意見です。
やはり経済的な懸念が多く聞かれます。
・結婚式を挙げたい派の妻とあまり挙げたくはない私で意見が分かれています。
・本当は挙げたいけれど、費用がかかるし、参列して欲しいとお願いするのも引け目を感じます。
・挙げたい気持ちもありますが、年齢や費用のことで迷っています。
・子供ができてからでもいいのであと2~3年後くらいに挙げられたらな〜とは思っています。
・あげたい気持ちもありますが、予算の面がありますし、そこに使うお金を今後の生活費に当てたい気持ちもあります。
・どこまでの友達を呼ぶ?来なかったらどうする?席順は?とか、心配+周りの目が気になります。
・結婚式は周りからの「よかったね」「お幸せに」を聞きたいがためな気がしており、私自身にはそういった気持ちはないので。
・写真だけ撮って自分たちだけの形にしてもいいのでは、と思っています。
・勿論、ウェディングドレスに憧れ、結婚式を挙げたいという気持ちはあります。しかし、20代という年齢なので少ししかない貯金を 使ってしまうのは勿体無いかもという気持ちもあります。
・共働きで2人とも20代ということから年収も低く、金銭的に厳しいという理由から挙式はすぐには挙げないという話になっています。
・金銭的な余裕がないので。招待とかも面倒くさいです。
結婚式を「挙げる」カップルの意見
最後に結婚式を「挙げる」カップルの意見を見てみましょう。
・気持ちの区切りにもなるし、第一挙げないことには親戚が許しませんね。
・予算に収まる範囲で、しっかりと式を挙げたいです。
・結婚式を検討する前に妊娠が判明したため。子育てが落ち着いてきたので、結婚式を考えています。
・フォトウエディングにするか迷ったが、身内のみで挙式を行うことにしました。
・家族・親戚からのプレッシャーもあるため挙げます。
・自分自身は挙げなくてもいいかと思うけど、彼女の方が挙げたい気持ちがあり、やはり世間体を考えると実施します。
・彼女とそのご家族の強い希望で、ホテルでの挙式と披露宴を検討しています。
・彼のご実家が挙式を挙げることを希望しているのでやります。
・やはり両親にも記念になるように結婚式は行いたいですね。
・多くの人に祝福してもらいたいし、お世話になった人にお礼を言いたいです。
・区切りとして、写真だけの結婚式でもいいからやりたいです。
・豪華な結婚式をするのが、昔からの夢だからです。
・個人的には挙げなくても良いが、両親が挙げてほしそうだからやることに決めました。
・育ててくれた親や、周りにいてくれている人たちへの感謝を伝えたいのと、家族になったというけじめを結婚式によってつけたいからです。
結婚式をしない代わりにできること
結婚式を挙げる割合についての調査の中で興味深かったのは、いわゆる結婚式という形をとらず別の形式で思い出を作るという意見が多く聞かれたことです。
ここでは、結婚式を挙げない代わりにできることを紹介します。
フォトウェディング
フォトウェディングは、挙式や披露宴を行わず、写真撮影だけを行う結婚式のスタイルです。結婚式の費用や準備の負担を軽減できるため、特に忙しいカップルや結婚式を簡素にしたい方に人気があります。
新郎新婦が好きなロケーションや衣装を選んで撮影することで、記念に残る美しい写真を撮ることができるのも魅力です。
近年はフォトウェディングの需要が増え、オリジナルなプランやロケーション撮影なども選ばれています。
親しい人や親族を招待しての小規模なパーティー
親しい友人や家族だけを招いて、ささやかなパーティーを開くのも良いでしょう。
結婚式という形をとらないことで、型にはまらずレストランや自宅でカジュアル祝うことができるのが魅力です。
ハネムーンを重視する
最近では結婚式の代わりに、新婚旅行に予算をかけて特別な体験をカップルも増えているようです。
旅行先でリラックスした時間を過ごし、二人だけの新しい人生をスタートさせましょう。
結婚式を挙げる割合の調査からわかったこと
半数近くのカップルが結婚式を「挙げない」と回答したのは内心驚きでした。
また、「挙げない」「検討中」と答えたカップルの意見の中で最も多かったのは、やはり「経済的な問題」を懸念するものでした。
相次ぐ物価の高騰や税率の引き上げに対して賃金は据え置きという、日本を取り巻く不況は今後も終わる見通しがありません。
「本当は結婚式を挙げたいのに、経済的な事情で挙げられない」というのは一刻も早く打破されるべき状況でしょう。
一方で興味深かったのが、「そもそも結婚式を挙げる必要を感じていない」「他の形式で十分」という声も一定数あったことです。
多様化する世の中で結婚に対する意識も変わってきているということでしょうか。結婚式を挙げることがもはや普通ではなくなる日も近いのかもしれません。
もし「大々的に結婚式を挙げるつもりはないが、何らかの形で結婚した証を残したい」という方は、ぜひフォトウェディングをご検討ください。