前撮り・フォトウェディング 華雅苑
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和装前撮りのメイクの特徴とは?
和装メイクってどんなもの?
普段メイクに触れる機会が多い女性でも、和装メイクって普段のメイクと正直何が違うの?と疑問に思う方はいるはず。
手順は通常のメイクと一緒ですが、使用する化粧品や濃さなど、結婚式仕様に変えているスタジオがほとんどです。
そこで今回は、和装メイクの特徴と、普段のメイクとの違いをご紹介していきます。
ベースメイク
ベースメイクは、水化粧をします。水化粧とは、おしろいを水で溶かしたものを、刷毛を用いて肌に塗っていく化粧の方法です。
和装の際は、衣紋を抜く(襟の後ろをずらして、首元を開けること)ため、背中の上部から首元もしっかりと水化粧を行います。おしろいを塗ると聞くと、白塗りと勘違いをしてしまう方もいますが、真っ白なお顔にはならないので、ご安心ください。
また、花嫁さんの肌トーンに合わせて、ベースの色を選んでいるので、浮いてしまう心配はいりません。
また、撮影用なのでしっかりと肌に塗っていくため、はじめは“厚塗りしすぎではないのか?”と不安の声を多く耳にしますが、逆に考えるとシミやニキビ跡など、女性特有のお悩みも全てカバーしてくれるので、写真写りは抜群です!
眉メイク
黒とまではいきませんが、こげ茶やチャコールグレーなど、濃い色のアイブローを使用します。最近は太眉で、自眉を生かしたナチュラルな形が流行っていますが、和装の際は、太すぎない眉にすると、キリッとしつつも凛とした印象にさせてくれます。
…とはいえ、眉の太さは人それぞれなので、その方に合った眉毛にすることが、一番しっくりくるメイクに仕上げるポイントです。眉頭・眉山・眉尻の3点を意識して描くと、キリッとした美しい眉に仕上がります
アイメイク
アイメイクは、普段メイクとの差が一番出る箇所です。撮影用だからといって濃すぎると上品さが欠けてしまいますし、薄すぎてしまうと写真映えしなくなってしまうため、非常に難しいです。
まつ毛に関しては、ビューラーでしっかりと上げたほうが、目がぱっちりと開き、写真映えします。最近では、まつげパーマ・まつ毛エクステをして撮影をされる花嫁さんが多くなってきました。まつ毛が上がっている状態がキープされているのは、メイクの時短にもなりますし、ベストコンディションが保たれるので、とてもオススメです!撮影を控えている方はぜひこの機会にお試し下さい!
アイシャドウは、上品な和装に合うように、和装に浮かないように淡くナチュラルな色合いのものを使います。そして、アイシャドウの入れ方、色は衣装によって変わりますので、次にご紹介します。
白無垢アイメイク
白無垢は、衣装が真っ白なため、アイシャドウや口紅で差し色をします。
まぶたには淡いアイシャドウを入れ、目尻の部分には赤やピンク色のアイシャドウでふんわりと広範囲にいれます。はじめは見慣れないので驚くと思いますが、仕上がりは目の周りがほんのり赤くなり、白無垢姿にはぴったりのアクセントになります。
色打掛アイメイク
基本は淡い色を塗ると良いのですが、自分が選んだ色打掛の色に合わせた色味のアイシャドウをポイントで使用すると、全体的にまとまり感がでるのでオススメです。
例えば、赤やピンク系の色打掛を選んだ場合は、ピンクベージュのように馴染みやすい色を使用すると統一感が出ます。朱色の色打掛であれば、コーラル系の色味が良いですね!
暖色系はメイクにも取り入れやすいですが、青や緑など寒色系の色打掛を選んだ場合、寒色系統のアイシャドウを塗るのは結構ハードルが高いので、その場合は目尻だけに少し色味をのせるなど、控えめの方がチャレンジしやすいですね!最近では、目尻にカラーアイライナーなどを入れることが流行っているので、個性的にしてみたい方・周りの花嫁さんと差をつけたい方は、取り入れてもいいかもしれません。
リップ
とにかく写真に写ったときの血色が大切です。薄い色だと、自然光やスタジオ照明で飛んでしまうため、濃い赤やピンク色の口紅を使用します。質感はマットな仕上がりです。和装時は、グロスを使用しないことが多いので、口紅を塗る前にリップクリームでしっかりとした保湿をすることが、長時間メイクを保たせるポイントになります
普段のメイクとの違い
●和装メイク
ベースメイク:しっかり厚塗りでマットな質感・首元~背中上部まで塗る
眉メイク:太すぎない眉(眉頭・眉山・眉尻の3点を意識したキリッとした形)
アイメイク: 衣装に合わせた色味を使用する
リップ:濃くしっかりとマット感のあるものを使用(グロスは使用しない)
●普段メイク
ベースメイク:薄付きで艶肌仕上げが流行り・顔のみ
眉メイク:太眉・ぼかしたナチュラルな仕上がり(※個人差アリ)
アイメイク:自分の好みに合った色を使用
リップ:濃すぎずナチュラルな感じ・グロスなどでぷるんと仕上げることができる(※個人差アリ)
まとめ
メイクした直後『あれ?濃すぎない?』と思うくらいが、和装撮影にはちょうどよかったりします。水化粧や濃い色の口紅には抵抗がありますが、その分カバー力もあるとポジティブにとらえてください♪
今回、基本的な和装メイクをご紹介しましたが、使用する化粧品や手順などはスタジオやヘアメイクスタッフによって若干変わってきます。お肌が弱い花嫁さんもいると思うので、使用する化粧品に関しては、撮影するスタジオにご相談してみてくださいね。
また、ヘアメイクスタッフが一方的にメイクを進めていくということはありませんので、自分で希望を伝えながら、納得のいく和装メイクをしてください♪